この妄想話の元になるプチ乗馬講座なんぞ。

さりげに元馬術部だったりしたので、一般の知識基準がいまいち分かりません(汗)。

なので今まで人に話して通じなかった部分で、ビジュアル的に知ってた方が

話を読みやすそう、という知識をのせております。

写真は適当にレンタル。

海外サイトから勝手に借りてるのでそのうち下ろすかも・・・。

基本素人なので、突っ込みございましたらよろしくお願いします。

けっこう長いのでお暇でしたら・・・。

 

■乗馬の種目■

障害飛越

普通に乗馬の競技を考えた時、一番有名なのがコレだと思います。

障害物を、決められたコースの順番通りに回ります。

障害の高さによって基準タイムに近い人が勝つものから、

速ければ速いほどいい場合と、大会によって様々。

障害を落としたり、反抗したり、基準タイムのオーバー時間で減点。

順番を間違えたり、落馬したり、三回反抗(飛ぶのを拒否)されたら、失格になります。

障害の間であまり時間が経ちすぎたり、合計時間が長すぎても失格です。

現役時代は完走を第一目標にしていました(^ ^;)

これもジムカーナという地面に置いただけの横木をまたいだり、

クロスバーという横木をバッテンにしたものをまたいだり飛んだりするものから

水壕があったり、派手に塗られていたり、何個かつなっがたもの(オクサー)

なおかつ高さも180cmくらいあるようなレベルまで様々です。

派手かつ、高い障害たち。国際大会のものです。↓

のら子100cmくらいまでしかでたことありません。

全日本学生で確か130〜140くらいが一番高い障害になります。

で、あんまり重い人は馬の脚や腰などいろいろ負担になるので、

ここはディックに頑張っていただきました。

この競技はそんなに体格のいい人はいません。(県大会とかは別)

 

馬場馬術

人間で言うフィギュアスケートみたいなもの。

長方形の馬場で行われます。下写真参照

得点は減点方式のパーセント表示。

入場してきて中心で片手を伸ばし、敬礼してからスタート!(これがまたかっこいいv)

 

基本は歩度(馬の一歩)の詰めのばし。

歩度を詰めた状態

歩度をのばした状態

この速歩で歩度をのばしているのが一番好きなのでもう何枚かv

うっつくしーーーvv

 

これを並歩(馬がいわゆる歩いている状態)

濡れ馬でスンマセン><

速歩(映画とかで普通に馬車とかをひいているときの歩様。ランニングくらい)

駈歩(走っている歩様。全力疾走ではない。)

あ!この写真の子青毛だ♪坊たまが乗ってた子はこんなイメージで!

でやります。他の技もそれぞれで。

当然、速さが上がれば上がるほど難しく高度になります。

馬場にはないですが、もう一つ下の歩様もあります。

襲歩(競馬で走っている歩様。四つ足全部が地面から離れる全力疾走です。

これは競馬を観ていただければ一目瞭然。

内容レベルは二課目から始まり、三課目、四課目、グランプリと続き、

技も課目が上がれば上がるほど高度になります。

端から見ると馬がスキップしたり、踊ったりしているようにみえます。

ブルースがやっていた音楽に合わせるのはグランプリ以降にしか有りません。

音楽なしでも十分難しいからです。

県大会ではあっても四課目までなので、相当上の大会にいかないと見れません。

かくいう私も生では観たことがなくてビデオのみです。

それでも、音楽と一体となったその姿は、感動ものの美しさです。

ブルースぼったまがやってくれたら悶絶できます。

そしてこの競技には体格がよい人も結構います。だから坊ちゃまもいけるかと。

ちょっぴりクリスちゃんぽいかなーと思った写真。

 

総合馬術

上記の二種目の他に、野外走行があり、計三種目の合計得点で競います。

野外走行とはその名の通り、池や生け垣、丸太、段差などを乗り越えて帰ってくる競技。

上位の大会になると、

小さな小屋とかベンチ(テーブル付き)とかパジェロ(車)とか飛んでます。

あ り え な い!

この競技は落馬しても、失格になりません。

それくらい良く落馬するから。

これはホントに命がけ。毎年世界大会などでは人馬ともに死者が出るという。

こんなことも良くあります。(下写真)

もう一組、とっても危険な人馬転。

 

これもやれる施設を持つのは日本などでも数えるほどしかなく、

全国規模の大会からしかなかったように思います。

何より、乗馬をちょっと囓ったぐらいの人ではできません。

度胸覚悟が居るのです。

どんな上手い乗り手と馬でも、死と隣り合わせの競技だから。

どちらかというと馬場より障害よりの競技なのと、とにかく危険なので

今回はお披露目種目に加えませんでした。

 

※どの競技も男女混合で、オリンピック、世界大会共に行われます。

表彰式は馬に乗った状態で人馬そろって出ます。

なので作中にあったように馬服を着せて身体が冷えないよう気を付けます。

 

■乗馬の種類■

いわゆる競馬なんかに使っているサラブレッド(体重約400〜500kg)→軽種

  馬車をひいたり、農耕馬(現在ばんえい競馬など)として使われていた大きい種類  (大きいものでは1tクラス)→重種

そのあいのこくらいに位置して馬場などに使う(体重は・・・馬によるかな)→中間種

この話では一応馬場馬は中間種のイメージです。

むっちりお肉が付いてとってもかわいいvv(下写真)

値段も一頭何千万とかします。調教済みだとなお高し。

障害馬はサラブレッドと中間種両方

日本の乗馬は、競走馬を引退したもの、向いていなかったものを

調教しなおして乗馬にしたものがほとんどです。

調教途中の馬は本当に怖い。直線向けると爆走。他の馬に抜かれると爆走。

何度か死んだと思ったことがあります(苦笑)。

 

■乗馬においての正装■

正直、伝統的な服装とかは良く知りません。

ここで出しているのは国際大会など正式な大会に出場する際の服装になります。

馬場は本文中に書いたように燕尾服に白キュロット、黒の皮ブーツです。

こんなん↓

ブーツは後ろにジッパーがないタイプのものが望ましいです。

あ!後馬場の場合、馬も正装?が義務付けられます。下の大会では緩いですが。

タテガミをお団子にしたりしておめかしv

障害はジャケット(色は大会によりけりで一応赤と紺、黒だったかな)

そして同じく白キュロットに皮ブーツ。こちらは茶色が入っていても大丈夫です。

 学生や、趣味での一般の人が出るような大会の優しい種目は

馬場も障害も同じような暗色のジャケットででれます。

むしろあんまりレベルの低い馬場課目で燕尾服とか着ると恥ずかしい。

そしてブーツがゴムでも大丈夫です。

ただ、馬場などでは少しレベルが上がるとゴムは不可になります。

プチ知識で、乗馬服の値段なんぞも。

 

乗馬ズボン(通称キュロット)

腿の部分がゆったりした物からフィットしたものまで。

ブーツを重ねて履くので、ふくらはぎ部分はぴったりしてます。

ブリーチズボンとか言ったりもするかもです。

値段はだいたい2万〜4万くらい。

消耗品の割にお高いです。白キュロットもこんなもん。

 

乗馬ブーツ

ゴム製ならば1万〜2万前後。それでも高いのですが、

革製になると、既製品が3万〜6万。

セミオーダーからフルオーダーまでありますが作ってもらうと

6万〜何十万。た、高いです。

 

メット(頭にかぶってる乗馬用のヘルメット)

黒(使っていると茶色くなる)や紺などで外側はビロード張りのもの。

もしくは安全性を重視したプラスチック製のごっついもの。

おっきな大会なんかでは最近後者が多いです。

値段は前者が1万から2万。

後者が3万〜くらいだったと思います。忘れたけど。

おまけで馬場で使うハットは4〜5万くらいだったと思います。

 

ここまでは自分でそろえます。乗馬クラブなんかは下も自前かもデス。

先輩からもらったりもするけど、だいたい初期装備で5万くらい。

この他に、月々の部費、馬の飼料代のためのバイト(もちろん部費になるのでただ働き)

大会も一種目数千円から一万円強、

さらに馬匹登録代として一頭ごとにかかります。

連れて行くための馬運代もかかります。

いろいろお金がかかりました。

ちなみに馬具は、人によりけりですが、マイ鞍とか持ってる人もいます。

安い合皮のもので十万くらい、ご存じエルメスなんかは百万くらい。

これはヨーロッパなど現地で買うともっとずっと安く買えます。

ただ、やっぱり乗馬はお金持ちのスポーツです。

 

正装用ジャケット

障害用なんかの短いヤツは買ったことなくてよく知らないんですが、

燕尾服は10万くらいでした。一着。部活で紺と黒買った。

着ると羞恥心で死ねるくらい恥ずかしかったです。

なんせ日本人が着ると足短い・・・。

 

■馬の毛色■

青毛

全身真っ黒、闇色です。映画に出ていた馬ではマスク・オブ・ゾロや 

 レジェンド・ オブ・ゾロなんかに出ていたアンダルシアン種とか。  

とにかく艶やかで美しいv一番好きな毛色です。

白毛

芦毛と違い全身真っ白。

指輪物語のシャドウフォックスなんかがそうです。これもアンダルシアン種。 

 芦毛は身体の一部分にでも白い部位が有れば芦毛となり、

生まれた時はほとんど茶色なんてことも良くあります。

年を経るごとに白くなっていきます。

鹿毛

一般的な馬の毛色。口の回りや脚の先、しっぽやタテガミなどは黒く、後は茶色。

この色が最も多い毛色です。茶色の部分の黒みが強い、黒鹿毛なんかもいます。 

これは真っ黒というより黒っぽい感じ。

栗毛

全身茶色一色。足の先や顔などに白が入っている場合もあります。

茶色の濃さで色々ネーミングが代わった気がする。。。 

 

他にもいろいろあるんですが、よりマニアな世界なのでこんなもんで。

約三年弱の馬世界入門でしたが、

競馬関係者の方々やそれ以外の馬関係者も

濃い世界でした〜。

 

 


































































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