小春日和おまけ〜ルーク編〜
楽しくおいしかったお昼も終わり、
ご馳走になったのだからせめて片付けくらいは、と双子が申し出ると
「僕はこれからデザートだから、僕が片付けるよ。」
という満面の笑みを浮かべたアナキンに二人はさくさくと、帰されてしまった。
ベンのアナキンに腰を抱かれて家の中に入りながらの
「デザートはもう食べ終わっただろう?これから何を食べるんだ?」
というボケボケの台詞は聞かなかったことにし、
憮然としたレイアとともに、大人しく家に帰ることにした―――。
「ただいま〜。」
「おかえりなさい、ルーク様。お食事はいかがでしたか?マスター・ケノービは料理
がお上手でしょう?」
「うん。3PO。料理はすごくおいしかったんだけどね。父さんのデザートもびっくり
するくらいおいしかったし。ただちょっと目のやり場が・・・。」
「食事中にぴったり寄り添って座り、指をからめあったり、食べさせあったりしてい
たことですか?あのことなら恥ずかしがらなくても大丈夫ですよ。」
「大丈夫って?」
「ええ。ジェダイの師弟はああやって『絆』を確かめるんだそうですよ。」
「・・・それって、父さんが言ってたでしょ?」
「よくおわかりで。お聞きしましたか?」
「いや・・。もしかしてあの二人って昔からあのスキンシップしてた?」
「もちろんですよ。ルーク様は生前のベン様となさらなかったんですか?」
「普通のジェダイ師弟はしないよ。きっと。」
「はあ、そういうものですか。」
「なんか急に疲れちゃったよ。一眠りしてくるから。」
「おやすみなさいませ。ルーク様。」
ルークは軽い眠りのために寝台に横になりつつ、
今度ヨーダにも昔の二人のことを聞いてみようか、
などと考えて眠りの世界に入っていったのだった――。
アナキンのデザートはもちろんオビです。
3POはアナキンに何かちがったものを吹き込まれています。
すべて私の妄想です。すみません・・。 |