EP6後ばーじょん執事小説
最近オビ=ワンはよくホロを見ている。
ジャンク品好きのルークが昔のホロを集めていて、
それらを借りてきては見ているのだ。
どこかの星の古い「映画」とかいうホロを見ていた時オビ=ワンがつぶやいた。
「なあ、アナキン。執事って知ってるか?」
画面を見つめたまま尋ねるオビ=ワンに、その画面をのぞき込みつつ
「さあ・・・。でも昔任務で行った星の大金持ちが、そんなものを雇っていたような
気がしますが、もしやこの映像がそうなんですか?」
「うん。なあ、今日のお茶会でこの格好をしてみないか。」
「は!?突然何を言い出すんですか、あなた!!」
「何ってこの格好、ストイックな感じがしていいなぁ、と思って。
最近、レイアが昔のホロに出てくる格好に凝っててよく、気に入った格好をさせられ
るんだ。この格好も好きそうだから、今日見せたら喜ぶと思って。」
「・・・あなた何やらされてるんですか・・・。」
アナキンは自分の知らないところで、娘がやっていることに目眩がしそうだったが
気を取り直すと
「あなたがやりたいというんだったら、いいですよもちろん。ただ条件がありますが。」
「条件?」
アナキンがその後提示じた条件は不思議なものだったが、オビ=ワンは了解し
お茶会にて、オビ=ワンの提案が実行に移されることに決まった―――。
その日の午後招待を受けていた双子達は、
アナキンとオビ=ワン宅の扉をたたいた。
今回は、逃げ遅れたハンとチューイもいっしょである。
戸を叩いてしばらくすると、人が近づいて来る気配が感じられ扉が開き
「お帰りなさいませ、お嬢様。そして、お連れの方々もいらっしゃいませ。
中でご旦那様がお待ちです。」
そう言って優雅に一礼して見せたアナキンに全員絶句した―――。
アナキンの格好は定番の執事スタイルといったもので、
黒のトラウザーズに黒のジャケット。ジャケットはもちろん燕尾服で、
中には糊のきいたパリッとしたシャツにベストを重ねている。
そして白の手袋に、鎖の付いた銀縁眼鏡を掛け、
髪はすっきりと後ろになでつけていて、秀でた額が露わになっている。
この状況で最初に立ち直ったのはもちろんレイアで、最近の密かな楽しみに新たな
要素が加わったと瞳を輝かせ、アナキンの差し出した手に、自分の手をのせると
そのまま優雅にエスコートされ、中に入っていってしまった。
残された男達は、このまま回れ右をして帰ってしまいたい気持ちを必死に抑え、
現実に帰ってこれない脳味噌のまま、後に続いて家の中に入るのだった―――。
な、なんてね(汗)。
あんまり絵チャの執事が美麗だったから書いてしまった。。。
続きとか読みたい人いるのかな〜〜〜ε=ε=ε=ε=ε=ヘ(;^^)ノ |