EP6後ばーじょん執事小説4
「こちらから招待しておいて、こんなに待たせてしまって申し訳ない。
C3POが普段着せ慣れない衣装なものだから、手間取ってしまって。」
そう言って謝るオビ=ワンの態度が普通なことで、ルーク達はやっと空気の密度
が戻った気がした。
「気にしないでよ。ベン。でも、いったい今日は何の趣向なの?」
「そうよ!素敵すぎて激萌えだわ!!オビ=ワンが着物ってことは、何?文明開化
ぐらいの時代設定なの?コレ?」
「文明開化?それはよくわからないけど、コレはアナキンが決めた衣装なんだ。
今日の趣向としては、こないだ観たホロにレイアが好きそうな格好が出ていたから、
その格好でもてなしたら、レイアが喜ぶかと思って。」
「確かに、レイアは大喜びだな・・・・。」
ちょっとあきれた口調のハンが後を続ける。
「でも、なんであんたは格好が違うんだ?」
「最初は二人でもてなそうと思ってたんだけど、アナキンが
あなたがご主人様のほうがいいですよ、って言うから。」
「ええ!父さんいいセンスしてるわv」
親指を立てて満面の笑みで言うレイアに対し、
「喜んでくれたみたいでよかった。」
そう言ってオビ=ワンも嬉しそうに笑った。
二人のやりとりを観ていたルークが
「ネタもわかったし、父さんもそろそろ元に戻ってよ。」
そうアナキンに話しかけると、
「執務中ですので。」
そう言ってにっこり微笑まれた―――。
うちのレイアって腐女子です。
いいな、こんなおいしい位置にいられたら。立場フル活用しますヨ☆
次こそ終わりで! |