達した後の脱力感で、快感にとろけた身体は動かす気にもなれませんでしたが、
自分の出したものを飲まれた衝撃と羞恥は、オビ=ワンにはとても大きくて
アナキンの顔を見れず、死にたい気分のままそっぽを向いていました。
しかし、柔らかな双丘に触れられてびっくりし、振り向きました。
「・・・っな、何!?」
達した余韻の残る赤い顔のまま、アナキンを見ると
「・・・そんな顔で見つめないでください。優しくできなくなっちゃいますよ。
それとあなた、やっぱり何も知らないんだね。」
一瞬顔をしかめた後、アナキンは本当に幸せそうに笑いました。
「・・・何をするんだ・・・?」
不安を隠せずに、おずおずと尋ねると
「あなたと一つになりたいんです。僕を受け入れてくれますか?」
そう真面目な顔で逆に尋ねられます。
「・・・一つになる・・・?」
「ええ、でもあなた初めてですし、痛いかもしれないから無理強いはしません。
嫌ならここでやめます。」
「えっ・・嫌だって言ったら、もう私には触れないのか?」
「今日は触れません。これ以上先に進んだら、
ちょっとやめるの無理そうなんで・・・。」
そう言って苦笑いを浮かべます。
そんなアナキンの様子に、オビ=ワンの心は迷うことはありませんでした。
「・・・やめなくていい。一つになるって、あ、愛し合うってことだろう?
私はされるばっかりで何もできないから、せめて一つになりたい。」
言い慣れない台詞に更に真っ赤になりながらも、必死で言葉を紡ぐオビ=ワンに、
「・・・あなた、そんな顔でそんな台詞・・・。」
そう言って片手で顔を覆ってしまいます。
しばらくその姿勢でいるアナキンに、もうする気がなくなったのか、と不安になり
「・・えと、アナキン?」
声をかけた瞬間、荒っぽく口づけられていました―――。
呼吸まで奪うような激しい口づけの後、完全に欲情に濡れた瞳のアナキンに
「もうやめてあげられませんよ。」
そう瞳を細めつつ言われ、弾む息に何がなんだか分からないまま
オビ=ワンは頷くのでした。
頷くとすぐに身体を返され、うつぶせの姿勢にされ、枕を腹の下に差し込まれ
腰を高く上げさせられます。
あまりの姿勢に文句を言おうと口を開きかけた途端、自分でも見たことがないような
最奥に濡れた感触を感じます。
ふり返ったそこに、双丘に顔をうめるアナキンを見つけてオビ=ワンは羞恥のあまり
暴れ出しました。
「・・ひっ・・・や、やめ・・そんなとこ・・・」
「駄目ですよ。暴れないでオビ=ワン。あなたと一つになるにはココを
きちんと慣らさないと。痛いの嫌でしょう?」
「・・・い、いたくてもいいからっ・・・」
「あなたが痛い思いするなんて僕が嫌です。」
そう言うとあっさりとオビ=ワンの抵抗を封じ込め、
更なる愛撫を加えました―――。
一旦顔を上げたアナキンは、オビ=ワンの口にその長い指を差し入れました。
「舐めて。オビ=ワン」
そう甘えるように耳もとに囁かれ、身体をふるわせつつも必死で舌を絡めました。
口の端から、飲みきれなかった唾液がこぼれるくらいまで舐め濡らすと
指は引き抜かれ今度は後口に、差し入れられました。
そこは初めて迎え入れる異物に、緊張していましたが、たっぷりと濡らされた指は
すんなり奥まで入り込みました。
「・・・すごい、あなたの中柔らかくて熱いのに、すごく狭い・・・」
「・・・き・・・もち・・・わるい・・・」
そう、異物感をアナキンに訴えますが、
「・・・もう少しだけ我慢して。」
とだけ言われ、更に中をかき混ぜられます。
異物感を必死でやり過ごそうと深呼吸していたオビ=ワンでしたが
指先がある一点に触れた時、身体がはねました。
「・・ひっ・・ああああっ!」
それは今までとは比べられないほど鮮烈な快感で、身体ががくがくと震えます。
先ほど達したはずの花心も再び勢いを取り戻しました。
「・・な、何・・・?」
「ここがあなたのいいところなんだね。」
そう言って、今までで最もいやらしい笑みを浮かべたアナキンは、
そこを中心に攻め始めました。
「・・・ふっ・・・・やっ・・・あんっ・・・・」
喉からはひっきりなしに嬌声がこぼれ、たちまち達しそうになります。
しかしそんなオビ=ワンの様子に気が付いたアナキンに空いた手であっさりと
せき止められてしまいます。
「・・・やっ・・・は・・・なし・・・・てっ・・・!」
そう頭を振り訴えますが、
「もう少し我慢して。オビ=ワン。次はいっしょにいきたいんだ。」
そう言われ、さらに指を含まされます。快感に喘ぐ中次々と指は増やされ、
気が付くとオビ=ワンの胎内では、三本の指がばらばらに動き回っていました。
胎内をかき回す三本の指が、
達しない程度にオビ=ワンのいいところをかすめていきます。
もどかしいその刺激に、最早、息も絶え絶えになったところで
指を引き抜かれ、身体を返されました。
急な喪失感に、喉を鳴らし瞳を開くと、アナキンの欲に濡れた瞳と目が合いました。
どこか切なげに瞳をすがめたアナキンは、優しくオビ=ワンに口づけ
「愛しています。今もこれからもずっと。だから僕のものになって。」
そう息のかかりそうな距離で囁きました。
泣きそうな幸福感に包まれたオビ=ワンは、
アナキンの肩に顔をうめ首に手を回し、ささやき返しました。
「・・・私も・・・私も・・・愛し・・・てる・・・」
そう言って抱きしめると、強く抱き返されます。
そして、柔らかくほぐれきった後口に、何か熱く固い物が押し当てられたと思うと、
それはオビ=ワンの中へと入って来ました。
「ひっ・・・!」
いくら慣らされたとはいえ、初めて受け入れるそこは狭く、
身体を二つに裂かれるような痛みに、オビ=ワンは呼吸もままなりません。
「・・・オビ=ワン・・・力を抜いて・・・ゆっくり呼吸して・・・そう・・・」
アナキンに髪を撫でられつつ、そう言われ必死に呼吸し力を抜くように努めました。
するとそれは更に奥まで入り込んできました。ようやく全てを収めきったところで、
「・・・あなたに受け入れてもらえるなんて夢みたいだ・・・」
目尻の涙を唇で吸われながらそう言われます。
「・・・夢なら・・・こんなに・・・痛くない・・・」
そう新たな涙を溜めつつ、返すと
「・・・ごめん・・・でも、あなたの胎内すごく気持ちいい・・・」
そう言われ、ゆっくりと抜き差しされます。
痛みに顔をしかめようとした時、ある一点をアナキンがかすめ、
背中がゾクリと快感に震えました。
「・・・ぁンっ・・・!」
そんなオビ=ワンの様子をアナキンが見逃すはずありません。
「ここがあなたのいいところなんだね。」
そう言うなり、そこに当たるように抜き差しを繰り返します。
その身体の奥からとろけそうな快感に、挿入の衝撃で勢いを失っていたオビ=ワン
の花心も勢いを取り戻しました。
その様子にアナキンはニヤリと笑うと、花心に指を絡め
「もっと、もっと気持ち良くなって・・」
そう囁くなり、大きく動き出しました―――。
初めてのオビ=ワンは、次第に痛みを凌駕してくる、快感にもその激しい動きにも
ついていくことができなくて、必死にアナキンの首にしがみついていました。
「・・・はっ・・・あ・・・ふっ・・・ぁン・・・んっ・・・」
唇からひっきりなしに漏れる甘い嬌声に煽られ、
アナキンの動きは激しさを増します。
がくがくとその動きに翻弄されていたオビ=ワンでしたが、
快感に慣れない身体は、限界に近づいていました。
「・・・あっ・・・ん・・・もう・・・うんっ・・・」
そう嬌声混じりに、限界を訴えると
「・・・僕も・・・です。・・・あなた良すぎる。・・・いっしょにいきましょう。」
快感のにじんだ声でそう言われ、更に激しく抜き差しされます。
一際奥を突かれた時、その刺激に耐えきれず、オビ=ワンは弾けていました。
そしてほぼ同時に、
その締め付けによってアナキンもオビ=ワンの中に放っていました―――。
な、長い・・・。今までで一番長い回だワ。
大してエロくないのに引っ張って、すんませんでした。
オビはめでたくアナキンのものになりました〜。
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